脳機能総合研究センターは主にヒトを対象とした非侵襲脳計測による脳の機能解剖と「こころ」関係解明、及び得られた知識に基づく精神・神経疾患の病態解明や脳外科手術の支援を目指して2000年に設立されました。現在、7テスラMRI装置による先端的神経画像研究(脳機能イメージング分野)、病院との連携による脳磁図(MEG)の臨床、特にてんかん診療への応用研究(臨床脳生理学分野)、そして神経機能の回復を促進する神経科学的手法を開発する研究(神経機能回復・再生医学分野(寄附講座))を三本柱として脳・神経科学の基礎・橋渡し研究を行なっています。今後、研究に加え、学内外の研究を支援する基盤施設としての機能を強化していく予定です。7テスラMRI装置や脳磁図は、共同研究の枠組みにより、学内外や企業の研究者の方にも使用していただけますので、お気軽にお問い合わせください。
